JAこども学校で地元の風習を学ぶ
ニュース 2023/12/16
12月16日、太子支店で本年10月に開校した「JAこども学校」を開催し、親子15組30名が参加しました。「JAこども学校」は、同JAの若手職員から選抜された自己改革プロジェクトチームが企画し、太子町管内の小学生親子を対象に様々な体験学習を通じて、「食」「農」「くらし」について親子で学んでもらうことが目的です。
全3回の最終回となる今回は、「地元の風習に触れる」をテーマに、しめ縄とミカン餅作りを行いました。しめ縄作りは、ほとんどの参加者にとって初めての体験で、講師を務めた地元農家の手ほどきを受け、ワラをねじったり丸くしたりと悪戦苦闘しながら、丁寧に編み込んでいました。
その後、同JA女性会太子支部の協力で、みかんの生産地で古くから作られてきたミカン餅作りを体験しました。ミカン餅は、モチ米とミカンを一緒に蒸し、皮ごとつきあげ、蒸上がった餅は、普段見る白色とは違い、黄色く、辺りにミカンの爽やかな香りが広がり、食欲をそそりました。子供たちは、重い杵を力いっぱい持ち上げ、餅をつくのに合わせて、周囲も「よいしょ」と大きな声援を送り、餅をつきあげました。
参加者は「自分で作ったしめ縄を玄関に飾りたい」「普通の餅より美味しい。家でもミカン餅を作ってみたい」と話しました。
同JAでは、今後も農の魅力やJAへの理解を深める活動を行っていきます。