奇跡の復興米の稲刈りを体験

ニュース　2019/09/08

ＪＡ大阪南は９月８日、「奇跡の復興米」の稲刈りツアーを行った。

食農や防災への意識を高めてもらうために開き、親子５９人が参加した。
「奇跡の復興米」とは、東日本大震災の津波で被災した岩手県大槌町で、偶然見つかった３株の稲穂を岩手県のＮＰＯ法人が増やしたもの。ＪＡ大阪南・同ＪＡ青壮年部・地域のボランティア等が、震災を風化させない復興のシンボルとして２０１４年に、富田林市「岩手県大槌町奇跡の復興米」栽培委員会を立ち上げて栽培してきている。
今年度も管内の公立小学校や、地域の子ども会などで栽培に取り組んでいる。栽培委員会のメンバーやＪＡ職員が、ツアー参加者の稲刈り作業の補助を行った。参加者は「米作りの大変さを学べ、貴重な体験ができた」と話し、昼食には復興米を使ったお弁当を味わった。
参加者は、富田林市農業公園「サバーファーム」で、さつまいもの収穫を体験した後、農産物直売所「あすかてくるで河内長野店」での買い物も楽しんだ。